20代サラリーマン ぽんかん  小金持ち志願ブログ =営業職を科学する=

本業は営業職サラリーマン。それだけで人生終わりたくないため、20代の僕が、体を張り、経験したことや学んだことをお伝えします。

営業職やってる20代サラリーマンです!!                                                                                                                     体力有り余ってるのでスキマ時間をフル活用し、様々な勉強・経験をしていきます。                                                                                  少しでも、同じ境遇のサラリーマンの力になればと思います。                                                                                                                        目指すは、「遊びと仕事の融合」

サラリーマンの常識を破壊する

 

本記事では

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)

を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

著者の紹介

 

橘 玲

 日本の作家。早稲田大学第一文学部卒業。元・宝島社の編集者で雑誌『宝島30』2代目編集長。日本経済新聞で連載を持っていた。海外投資を楽しむ会創設メンバーの一人。

 

 

 

 

おすすめの方

 

 

・サラリーマンでは知り得ない、お金持ちが知っている思考法を知りたい方

・「社会的制度の歪み」について知りたい人

 

 

 

 

人口のおよそ9割がサラリーマンです。もちろん僕もその一人です。

 

本書では

普通にサラリーマンをしていては

学べなかったことが集約されています。

 

何も知らず働いていることが

如何に国にとって都合の良い存在であるかが、分かると思います。

 

 

源泉徴収の仕組みに組み込まれ

習慣化している税金・社会保険料に関する話はもちろんのこと

社会人になった途端、当たり前のように購入している

生命保険・住宅購入に関する考え方も盛り込まれています。

 

 

普段、当たり前に思っていたことが、二転三転するような一冊です。

 

 

無論

お金は持っていないより、できるだけ多く持っている方がいいですよね。

 

僕も、若い今のうちに、もっと欲しいです。

 

 

 

本書は、少々難易度高めですが

何回か読むことで理解が深まり

 

お金持ちといわれる方々が

当たり前のように知っていることが身に着くと思います。

 

 

そして、自らがステップアップしたときに

もう一度読んでみると

より共感できる内容が多い一冊になっていると思います。

 

 

 

 

響いた言葉メモ

 

 

 

・資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

 

・「社会的な歪み」を利用する方法は

  自営業者になって「個人」と「法人」の2つの人格を使い分けること

 

 

 

 

響いた言葉の解説・意見

 

 

 

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

 

 

小学生でも分かる

とても簡単な式ですが

お金持ちになるためには必須の要素が盛り込まれています。

 

 

要は、

  • 収入を増やして
  • 支出を減らして
  • 運用利回りを上げる

ということです。

 

 

この考えは、「個人」でも「法人」でも共通であると感じています。

 

 

企業は、営純利益を最大化し

保有資産を如何に有効活用するかを追求しています。

 

 

これを「個人」の場合に当てはめると

共働き等の手段を用いて、給与所得を増加させることが初めのステップです。

 

 

次に、支出の大きなウエイト占める生命保険の見直しや

住宅購入に関する意識の変化を行い、支出を見直していきます。

 

 

そして、上記の取り組みで、生まれた剰余金を

少しでも利回りの高い金融商品や実物資産に分配していくことになります。

 

 

先ほどの公式に当てはめると

最終的には、自らの労働からお金を得るのではなく

お金自身に働いてもらうことを目標としています。

 

 

 

しかし、そればかりに頼ると、損失を出すリスクがあります。

大前提として、資産運用をしていくには、大きな元本が必要です。

 

10万円を元手に、投資を始めてたとしても

得られるリターンは知れていますよね。 

 

 

そこで、まとまった資金で資産運用できるまでは

自分自身に投資を続ける「人的資本への投資」の方が

効果が高いということも書かれていました。

 

 

他人はあなたのため働いてくれないが、自分は自分自身のために働く。

と著者は記しています。

 

 

 

 

「個人」と「法人」

の2つの人格を使い分けるということを、サラリーマンで耳にして

すぐに理解できる人は、どのくらいいるでしょうか。

 

 

最初は、正直さっぱりわかりませんでした。

 

 

 

著者は、これらの人格を使い分けることで

 

・合法的な範囲で、できるだけ税金を払わない

・合法的な範囲で、できるだけ多く再分配を受けること

 

 

の選択肢が広がり、それが金持ちになる方法であると書いています。

 

 

例えば

個人事業主になるだけで、経費というものが使えるようになります。

 

 

サラリーマンで言えば

「給与所得控除」として「みなし経費」が用意されています。

 

 

しかし、それは完全に国に額を指定されているものです。

 

 

個人事業主の場合は

事業に関わるものであれば、ある程度裁量をもって経費計上できるようになります。

 

 

そして、利益を圧縮して税金をある程度コントロールすることが出来るのです。

 

 

 

さらに「法人」を所有することで、

経費に計上できる額や範囲が広くなるということも書かれています。

 

 

個人の生活費も認められる範囲で計上できるし

家族を雇用し、所得税のかからない範囲で給与を出すことで経費計上もできます。

 

 

また、「個人」とは「法人」では税金の仕組みも違っており

その仕組みの違いの利用方法も書かれています。

 

 

他にも、サラリーマンでは信じられない

社会保険料のコントロールについても

「法人」を上手く活用することで可能であると記載されています。

 

 

本書を読むことで

実は厚生年金にかかる保険料率は

増加の一方であるという事実にも気づかされます。

 

 

 

サラリーマンの所得が増えないのは、税金が上がっていることは

もちろんですが

社会保険料の罠にはまっていることも大きな原因です。

 

 

 

 

行動変容

 

 

 

・家計の見直し・収入増のための活動

 

・収入が上がってからの「法人」所有を画策

 

 

 

付き合いで、ソニー生命の外貨建て終身保険(3万/月)に入っていたのですが

まずは、それの解約を行い

 

自らの年齢と収入を考慮したうえで

最低限必要な保険への切り替えを行いました。

 

 

他にも減らせる固定費を考え

電力会社の変更や

格安SIMへの変更による光熱費・通信費削減にあたっています。

 

 

これらの固定費削減により、5万/月 は浮いてきたので

その分、給料がUPしたような状況です。

 

 

また、収入増の方法として

妻と共働きを選択し、スキマ時間にはお互い副業を模索中です。

 

2人で、副業収入 10万/月を目指します。

 

 

当面は、副業収入のUPに努めますが

一定以上の収入を超えてきた場合、法人化することを検討しております。

 

 

本書には、法人化する手順やメリット

合法的な節税方法などが指南されていますので

 

 

実用可能な段階まで、もっていけるよう事業を育てていきたいです。

 

 

具体的には、他の記事で書ければと思います。

 

 

 

 

まとめ

 

 

正直な感想として

本書は、少し難易度が高いように感じました。

 

 

しかし、この本を読むことで、

世界を上手く生きていくためのヒントをたくさん得られます。

 

 

如何に、自らが無知かということも理解できますし、

知識武装をしていく必要性も同時に感じられます。

 

 

 

 

・サラリーマンでは知り得ない、お金持ちが知っている思考法を知りたい方

・「社会的制度の歪み」について知りたい人

 

 

に関しては、是非とも手に取っていただき

黄金の羽を拾っていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!